仕事になる前の時期、何を描いたらいいのかと悩んでいた頃に、洋書店でアメリカの雑誌「The New Yorker」のカット集を見つけました。雑誌が創刊された頃の古いものから最近のものまで、思わずくすっと笑ってしまうカットがたくさん載っていて、毎日飽くことなく眺めては真似して描いてました。カット集とは別に表紙画ばかりを集めた一冊もあるのですが、両方ともイラストレーションに必要なエッセンスが詰まっていて、今でも気が乗らないと手に取って眺めてます。
1964年東京生まれ。ライトパブリシテイを経て2001年よりフリー。主な仕事に、「キユーピーハーフ」の広告、雑誌『流行通信』『here and there』『真夜中』、「三菱一号館美術館」のVI、亜紀書房『OSAMU’S A to Z 原田治の仕事』など。毎日デザイン賞、ADC賞、東京TDCグランプリ、亀倉雄策賞、原弘賞などを受賞。